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もっと知りたいコーナー
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ピッチャーズマウンドとホームベースの距離は18.44メートル。時速140キロ(秒速38.9メートル)のスピードボールは、この間を約0.47秒で飛びすぎます。ただし、投手はバッター方向に大きく踏み込んで投げるし、バッターも前に踏み出して打つので、距離がちぢまり、実際にボールが飛んでいる時間は0.4秒ぐらい。これが、ピッチャーとバッターの“試合時間”というわけです。
熊本大学とスポーツメーカによる実験で、一流打者のヘッドスピードは130〜40キロ、振り出しからインパクトまで0.2秒から0.3秒かかることがわかりました。

ボールの飛んでくる時間は約0.4秒。迎え打つための準備の時間は0.2秒強。ということは、ボールがバッテリー間の真ん中に達する前に、バットを振り始めないと間に合いません。
のんびり見ているテレビ画面の向こうでは、プロ野球選手たちのコンマ数秒の闘いが、繰り広げられています。
ふつうの視力検査ではかる「静止視力」に対し、動いているものをはっきりと見分ける能力を「動体視力」といいます。 この「動体視力」は、飛んでくるボールのコースを見極める能力(選球眼)と深く関係していて、現にイチロー選手は実験でバツグンの能力を発揮しています。
野球以外のスポーツでも、テニスの伊達公子選手が、電車に乗ると走りすぎる枕木を見て「動体視力」を鍛えたなど、エピソードにことかきません。
この「動体視力」のトレーニングのため、ノンプロ野球の名門チームは、ボールに数字を書き込み、キャッチボールをしながらそれを読み取る練習をしています。ここでもちょっと試してみましょう。
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学術指導:河内啓ニ(東京大学先端科学技術研究センター教授)